オープンソースを定義付けるために、OSIという団体が「Open Source Defition(以下、OSD)」を掲げている。
OSIはOSDのもと、団体が認定してるライセンスをオープンソースライセンスと定義している。これは、OSSライセンスの氾濫やオレオレライセンスの増殖を引き起こさないようにライセンスレビューなどを経て認定される。
OSS Gateでは、OSSを定義付ける簡潔明瞭な手段としてOSIが掲げるオープンソースライセンスにあるものをOSSとして紹介している。
「OSS Gate」は、OSS開発に参加する「入り口」を提供する取り組みです。 OSS開発に未参加の人を参加する人へ、少し参加したことがある人を継続的に参加する人へ。そうやってOSS開発に参加する人を継続的に増やしていく。それが「OSS Gate」の目的です。
ここではOSS開発と言っているけど、自由なソフトウェア開発に取り組む人たちを「OSS Gate」は歓迎します!
って感じかな。
これは、OSSライセンスの氾濫やオレオレライセンスの増殖を引き起こさないように
「OSSライセンスの氾濫」の詳細は https://opensource.org/proliferation と https://opensource.org/proliferation-report です。
「オレオレライセンスの増殖」ではなくて、「オレオレOSS定義の増殖」のつもりでした。でも、これは、私が個人的に心配しているだけであってOSIが心配しているわけではないので、このようなまとめには入っていなくても大丈夫なたぐいのものです。
OSS Gateでは、OSSを定義付ける簡潔明瞭な手段としてOSIが掲げるオープンソースライセンスにあるものをOSSとして紹介している。
「OSS Gateでは」というか基本的にみんな「OSS」で同じものを指した方がいいんですよ。その方が混乱しないからです。「AさんのいうOSS」と「BさんのOSS」は違うとなったら話が噛み合わなくなってしまいます。
OSSを定義したのはOSIなのでその定義を使うのが適切です。
で、↑みたいな言い方をすると「OSI定義じゃないOSSもあり得るんだな」みたいな印象を与えると「私が個人的に」危惧しているので、そういう言い方はしたくないんですよ。
今は「(OSIがOSSをこう定義しているので)リストに含まれているライセンスを使っていればOSSです。そうじゃないやつはOSSじゃないです。」という説明(カッコ内は今のスライドには書いていないので進行役の人が口頭で話したり話さなかったりなはず)になっていると思いますが、それは↑だからです。
ここではOSS開発と言っているけど、自由なソフトウェア開発に取り組む人たちを「OSS Gate」は歓迎します!
ここは私の個人的な思惑であってOSS Gateの範疇からは超えているので気にしないでください!
(OSS GateはOSSの開発に参加する人が増えればそれで十分で、自由なソフトウェアに関する理解を深めた人が増えたりとか積極的に自由なソフトウェアの開発に参加する人が増えたりとかはスコープ外。)
@kou さん
コメントありがとうございます。
なるほど。
https://opensource.org/history
を読むと、
「フリーウェア」に代わる用語として「オープンソース」を選定した人たちが立ち上げたのがOSIでその定義がOSDなのでそれに従うのが適切だと理解しました。
その後に一般名詞化してしまった「オープンソース」の定義が曖昧になるというのがOSIの危惧してるところだとも書いてあったと思います(要出典)。
「OSS」で同じものを指した方がいいんですよ。その方が混乱しないからです。
混乱を防ぐために、OSSは同じものを指そうという考えは私も賛成です。
しかし、その上でwebサイトを読むと「OSSライセンス」と「オープンソース」を使い分けてるように感じました。
それで、Twitterの議論にもありましたが、OSIはOSDに従ったライセンスを「OSSライセンス」として認定するとしていて、「OSSライセンス下のソフトウェアだけがオープンソースだ」という主張はしてないように感じました。
なので、「(OSIがOSSをこう定義しているので)リストに含まれているライセンスを使っていればOSSです。そうじゃないやつはOSSじゃないです。」という主張に違和感を感じました。
後にリプツリーを拝見して、FAQに書いてあると理解しました。
また、wikiのドラフト版にもいくつかその意向が書いてあったので、「OSIとしてOSSライセンス下のソフトウェアのみOSSとする」と主張されていると分かりました。
私も私見として、「OSS Gate」はOSSという用語を使ってるので、それ以外は表向きスコープ外だけど、縛る必要はないと考えてます。
だいたい伝わっている感じがしました!
「フリーウェア」
細かいのですが、「フリーソフトウェア」なんです。。。
その後に一般名詞化してしまった「オープンソース」の定義が曖昧になるというのがOSIの危惧してるところだとも書いてあったと思います(要出典)。
うーん、 https://opensource.org/history には書いていなそうでした。。。
focus specifically on explaining and protecting the "open source" label
が近そうに思えますが、↑は団体設立時の話なので「一般名詞化してしまった」ときのことと考えるのは厳しそうです。
なので、やっぱり、OSIの危惧じゃなくて私の個人的な危惧レベルだと思います。
「OSSライセンス」
細かいですが、「オープンソースライセンス」ですね。(オープンソース「ソフトウェア」ライセンスじゃなくて。)
それで、Twitterの議論にもありましたが、OSIはOSDに従ったライセンスを「OSSライセンス」として認定するとしていて、「OSSライセンス下のソフトウェアだけがオープンソースだ」という主張はしてないように感じました。
なので、「(OSIがOSSをこう定義しているので)リストに含まれているライセンスを使っていればOSSです。そうじゃないやつはOSSじゃないです。」という主張に違和感を感じました。
最初は↑と違和感を感じていたけど、
後にリプツリーを拝見して、FAQに書いてあると理解しました。
https://opensource.org/faq#avoid-unapproved-licenses を読んだら違和感を感じなくなったということですよね。
wikiのドラフト版にもいくつかその意向が書いてあった
お、そのWikiのドラフト版というのはどこですか?私も読んでみたいです。
私も私見として、「OSS Gate」はOSSという用語を使ってるので、それ以外は表向きスコープ外だけど、縛る必要はないと考えてます。
広島ではそういうカスタマイズを加えてやっていくというのもアリなので、広島のみんなで相談してどういう感じがよさそうか考えてみてください!
もし、カスタマイズしすぎてOSSと関係なくなってしまったらOSS Gateではなくて違う名前でやる方がよいとは思いますが!
表記間違いが多くてすみません。
認識伝わったようで良かったです。
うーん、 https://opensource.org/history には書いていなそうでした。。。
こちら自分も記憶が曖昧なので要出典としてました。「FAQ」と「OSSライセンスの氾濫」読んで混同してしまったのかも。。お、そのWikiのドラフト版というのはどこですか?私も読んでみたいです。
Authorityのドラフト版とか
https://wiki.opensource.org/bin/Main/Communities/local_chapters/
とか読んでました。
Authorityはもう公式に上がってたので、以下です。
https://opensource.org/authority
ライセンスの有用性については
https://wiki.opensource.org/bin/Main/Why+standardized+licensing%3F/
が面白そうでした。
https://wiki.opensource.org/bin/Main/Communities/local_chapters/
とか読んでました。
ありがとうございます!
OSI支部の合意することリスト(ドラフト版)に↓があるので、OSS GateもOSIが認定したライセンスを使っているソフトウェアだけを「オープンソースソフトウェア」と呼んで、OSIが認定していないライセンスをオープンソースライセンス(なんでこのページだけ「Open Source Software License」になっているのだろう。ドラフト版だからかな)としないのがよいという気持ちになりました。
- Acknowledge only licenses approves through the Open Source Initiative's License Review Process can be referred to as "Open Source Software Licenses."
- Agree that only software distributed with an Open Source Initiative approved Open Source Software License should be labeled "Open Source Software"
OSS GateはOSI支部ではないですけどOSIに賛同しているのでこういう活動をしているからです。
なので、OSS Gateのワークショップではやっぱり従来どおり https://opensource.org/licenses/alphabetical に載っているやつだけを扱うのがよいと思いました。
OSS Gateのワークショップは「初心者用(はじめてOSSの開発に参加する人向け)」に設計しているので、その中でこのあたりの話を説明して理解してもらうのは時間的にキビシイと思います。
自由なソフトウェアとかも扱うのは今のワークショップではない別の枠組みの方が現実的だと思いました。
OSS GateのDoorkeeperで東京ワークショップとして立てていたイベントについて、地域によらないオンラインワークショップという名称に変更しました。
それにともない、ワークショップの開催についてhiroshimaチャンネルで話すきっかけを用意させていただければと思います!
直近だと9月12日にオンラインワークショップがありまして、こちらあまり日程的な余裕がないのですが、ビギナーさんの申し込み人数が7人いらっしゃるので、9月12日にサポーターで参加できそう!という方がいらっしゃったら、今週末のあいだで検討をお願いできますでしょうか!
以下の条件を9月7日(月)時点で満たしていれば開催、満たしていなければ中止としたいと思います。
興味があったり相談したいことがあれば、以下のイベント準備用のissueにコメントをいただければと思います :pray:
それ以降で現在イベントが立っているものとしては、
があります!こちらは日程的な余裕がありますので、都合よろしければぜひ参加を検討いただいてゆっくり準備できたらと思います!
たしかに作業中は各自トイレ休憩していいのですが、
物理会場での開催より抜けにくい雰囲気があったかもしれません!
フィードバック後からまとめアンケート回答振り返りと割と続いた印象が残っています。
ありがとうございます、今日またDiscordでワークショップをしているのですが、終盤にひとつ5分休憩を入れてみようかなと思います!
初回の参加ということもあり、無意識に気が張っていたというのが今振り返っての気づきです。。
ビギナーの様子から適宜コメントされていて、いい感じにサポートされていたと思います!よろしければ、またイベントで会えることを楽しみにしています!